2月22日(日)

Visiting Shanghai on official business


遅めの朝食をとる。

当初は仕事も終わってパーッと遊びに行こうと上海郊外にある「周荘」という水郷へバスで行く計画を立てていたものの、外は雨、しかも一日降り続く予報…。仕方なくとりあえずそれぞれ部屋に戻ることになった。

私は一人でも観光に出かけるつもりだったので、ガイドブックを見てプランを練り、Kさんに「今日、どうします?私は出かけようと思いますけど。お疲れでしょうから無理してお付き合いいただかなくてもいいですよ」と一応声をかけたら、「一緒に行こうかな」ということだった。一人のほうが気楽なのになあ…。

ホテルから中山広場駅までタクシーに乗り、地下鉄2号線で陸家嘴駅下車。
Kさんのご希望どおり上海水族館に行く。今年度はゆーたんにねだられて何回も水族館に行っているので食傷気味。まあアジア最大級の水族館だけあってなかなかのものだったが、上海まで来ていくところでもないなという印象。きっとゆーたんがいたら大喜びだろうけど。


その後、東方明珠塔周辺を歩いて、外灘観光随道へ。これは浦東地区と外灘地区とを黄浦江の地下でつなぐ600mあまりのトンネルで、軌道上を走る10人乗り無人運転カプセルで移動。3Dで煌めく鮮やかなイルミネーションのトンネルで、Disneylandのアトラクションみたい。若干子供だまし的なものでくだらないと言えばくだらないが、Rain Scheduleとしては上々か。かなり建設コストがかかってそうなので、運賃45元は納得。


地上にあがるとそこは中国銀行や上海海関(税関)など外灘地区の租界時代の建物がたくさん並んでいる。ここは最初から行ってみたかったから、少し南京東路駅まで遠回りしたが、異国情緒あふれる街並みを満喫した。横浜の古い建築物が立ち並ぶ官庁街の雰囲気とよく似ている。同じ港町たる所以か。20世紀初頭の上海の華やかさを満喫。



雨の中を歩いて疲れていたし、昼食もとっていなかったので、南京東路駅の近くで「代官山」というレストランに入る。

店員は全く英語が分からなかったらしく、私がオーダーしたラーメンが来ない。どうやらオーダーが入っていなかったようだ。あまりお腹をすいていなかったので、ミルクティーだけ飲んで食べずに済ます。


私は海外旅行の時は、欲張りでいろいろ見に行きたがりなので、昼食を抜いてしまうことも度々(そういえば、新婚旅行でウィーンに行った時も、昼食は毎日抜きで、おやつにザッハトルテとウィンナカフェだった)。

私が当初計画していた時間よりも全然前倒しだったのでしばらくのんびり。一気に疲れが出てしまった…。その後、メトロに乗って黄陂南路駅で下車。

スタイリッシュなショップ、レストラン、バーなどが軒を連ねる「新天地」というところへ行く。ここは、フランス租界の街並みを再現したレトロ&モダンなスポット。観光客が安心して遊べるところらしく、外国人がとても多い。店員も日本語を話せる人が多いし。


お土産を買うのが目的だったのでここは別行動に。私は最初から目をつけていた「福林堂」という中国茶のお店に行き、全部で300元以上の中国茶を買う。ちょっと失敗したかなあ。今のところ我が家以外の分はまだ誰にも渡せていませんm(__)m。


歩きまわって疲れたのとYさんとKさんはおやつ時に食事をしてまだお腹もすいていないだろうから、またお茶をすることに(Afternoon Tea)。ホテル方面に戻ってから夕飯というのも考えたがあまり候補もないので、新天地でレストランに入った方がよいということで、「翡翠酒家」というお店に入ってみる。


適当に入ってみたにもかかわらず、これが当たり。リーズナブルで美味しい(というよりも日本人好みの味付けだったのかもしれない)。上海最後の夜にまたしても美味しい中華に巡り合えてよかった(^.^)。

・カリカリ叉焼
・ピータンと豆腐のサラダ
・家常豆腐
・エビのマヨネーズ和え
・焼うどん
・ジャスミン茶



新天地からはタクシーでホテルまで帰る。明日は朝食後すぐにチェックアウトすることになるので、荷造りを終わらせる。その後は、ダラダラとTVを見て過ごす。