2011年9月の日記


嵐の日の演奏会
9月22日(木)

昨日の台風はすごかったですね。我が家の辺りは17時から18時頃がピークでした。そろそろお迎え時間と思って、外を見ていたら、電線が風にあおられて火花が散っていました…(+o+)。もう停電の一歩手前だったんでしょうね。お迎えに行く時はずぶ濡れになりましたが、ちょうどゆーたんを連れて帰る時間にはだいぶ小止みになっていたのがせめてもの救い。ゆーたんは台風が来たせいか興奮状態になっていて、石が当たったわけでもないのに、保育園の窓が風のせいでヒビが入ったとかあり得ないことを言ってました(^_^;)。

問題は誕生日なのに帰れなかったかーやんです。結局電車が運転再開したのが21時ごろでしたので、23時過ぎになって帰ってきました…お気の毒様。

この時期の台風というと、忘れられない思い出があります。ちょうど15年前(社会人1年目)の今日は、OBオケの定期演奏会本番の日でした。その時の台風も今回と同様、関東平野を縦断していきました。多摩センターにあるパルテノン多摩大ホールで14時開演、台風が最も接近したのがちょうど開場する時間帯という最悪のタイミング、しかも多摩センター駅を通る小田急多摩線、京王相模原線ともに運転見合わせ、これではお客さんがたくさん入るはずもありません。

私は前プロ(1曲目)の首席奏者で長いソロがありましたので、客の入り等よりも開演時間が時間通りになるのかどうかの方が気になっていました(お客さんが開演時間になっても入口付近に滞留している時はステージ・マネージャーの判断で開演時間を遅らせることがあります)。直前になって10分押しですとか言われるのって、緊張の糸が切れるのでイヤなもんですよ。

舞台から客席を見た感じでは予想通り、空席がかなり目立ちましたが、それでもあの天気であの交通事情で、何と200人のお客さんが入ったというのは、いかに身内が荒天をおして来てくれたかということでしょうね(当時は晴天だったとしても400人くらい入ればいい方でしたから…(^_^;))。休憩後のメイン曲(チャイコフスキーの交響曲第4番)は外の天気を象徴するかのような荒れた演奏でしたが、なかなかの熱演だったようです。

演奏会が終わり、打ち上げ会場に向かう頃には”まいあ色”の空が広がっていました。

幻のパーティー
9月21日(水)

今日はかーやんの誕生日。嵐の中を買い物に行き、料理もバースディ・ケーキも作りました。でも肝心の主役が帰ってこれませんでした。台風のせいで、電車が運転見合わせでは帰ってこれるはずもありません。仕方なく、ゆーたんと「残念だねえ」とボソボソ言いながらいつもの夕飯を食べました。

せっかくなので、本来の役割を果たせなかった料理たちをアップしておきます。

■チキンの照り焼きバーベキュー風(付け合わせ:塩ゆでアスパラガス)
■ポテトとハムのスープ
■エビとブロッコリーのブルスケッタ
■シナモンのケーキ

35人学級
9月20日(火)

35人学級が小学校2年生にも適用拡大となったというニュースが最近ありました。35人とはずいぶんこじんまりとしていますね。来年のゆーたんのクラスは何人いるんでしょう。もともと、この施策はいじめ問題に端を発しているんですよね。まあ、今日はそういう時事ネタを書きたいわけではありません。

かなり優秀な子が数人いる35人のクラスで、全教科の合計点でクラス1位を獲ること、みなさんは過去にこういう経験をしたことがありますか?私は特定の科目ならばそういう経験はありますが、合計点ではありませんね。

まさにこれが司法書士試験をものすごく単純化したモデルになるんじゃないかと思います(ちょうど35人中1人合格で合格率3%を少し割ります)。優秀な数人というのが、午前の部(憲法、民法、刑法、商法・会社法)で基準点(足切り点)を突破できるレベルにある人というイメージでしょうか。

7月に受験した時の感じでは、せいぜい35人中15位くらいでしょうね。ここから順位を上げて、最終的には1位を獲る…、前を走っている14人も必死なわけですから、それを追い抜くのは容易なことではないし、前に行けばいくほど追い抜くのは難しくなるのは当然の理ですね。いやあホントに気の遠くなるような話です…。経験したことがないだけに、そんな日は永久に来ないのではないかと思っちゃいますね…。

国旗クイズ
9月13日(火)

若干親バカ的なネタで恐縮ですが…。

スマートフォンの無料アプリで「国旗クイズ」という、いかにもゆーたんが食いつきそうなゲームがありましたので、ダウンロードしてちょっとやらせてみました。四肢択一式で、1分間で何問正解できるか(何ptになるか)というクイズゲームです(1問正解ごとに3pt、誤答1回ごとに-2pt)。これがゆーたんはびっくりするくらいビシビシ正解するんですよ。アフリカの小国(カーボヴェルデとかベナンとか)や南太平洋の島嶼国(ツバルとかキリバスとか)の国旗なんて普通知りませんよね?彼の場合はゼロベースで覚えているからマニアック度なんて関係ないんですよ。私もどちらかといえばこういう分野は苦手な方ではないと思いますが、モードが「イージー」、「ノーマル」、「ハード」と3種類あって、特にハードモードではガチで勝負しても絶対に勝てません(似たような国旗を4つ並べられても区別がつかないって!)。私の方が解答スピードは速いのですが、正解率がゆーたんと比べると格段に悪いんです…。いやあ、そこそこいけると思っている分野で6歳児に負けるとは思いませんでしたよ…(^_^;)。早くも息子に越された父親です、ハイ…。

それにしても、あの吸収力にはあやかりたいものですよ。あの柔らかい頭さえあれば、こんなに日々の勉強で苦労しないで済むのに…。


栃木・群馬旅行<#4>
9月8日(木)

チェックアウト後、四万川ダムをサクッと見てから、草津白根山へ。四万温泉と白根山は直線で結べばすぐ隣なのに、かなり回り道をしなければならないので意外に遠いです…。1時間以上はかかりますね。

今日も抜けるような青空です。駐車場から草津白根山の湯釜までハイキング。私がゆーたんと手をつないで歩いていたのですが、もう元気で…ついていけません(^_^;)。

噴火の影響なんでしょうね、以前よりも山頂は立入禁止区域が増えたような感じがします。今は遠目にしか湯釜を見ることができないんですね(昔はもっと近くからのぞきこめたような記憶があるんですけど…)。


下りは下りで、ゆーたんは私と手をつないだまま、すごい勢いで下りていくので、足がガクガクになってしまいましたよ。こりゃあ、奴と遊ぶには少し体力をつけておかないとダメですわ(+o+)。

その後、すぐ隣にある弓が池湿原を1時間くらい散歩。


草津まで戻って、湯畑や温泉街をぶらぶら。実は温泉街で配ってくれる出来立ての温泉まんじゅうを楽しみにしていたんですが、平日は人通りが休日に比べて少ないため、「ほら、そこのおにいさん、中に入って食べていってよ!」っていう勧誘が異様にしつこいんです。あれでは却って買う気にならなくなってしまいますよ。
 

旅行の〆で草津の日帰り温泉で有名な「大滝乃湯」へ。以前は、友人たちと草津に来たときは必ずこの温泉に入りに来ていました。若干お湯の温度が高めなので、ゆーたんは内風呂にはほとんど入れませんでしたが、露天風呂がエラく気に入ったようでご満悦でした。1時間以上もいましたよ。親に似て温泉が好きなようで…。


帰りの車の中では、温泉で身体がポカポカして、かーやんもゆーたんも爆睡。私は温泉から出てから頭が痛かったので鎮痛剤を飲んだためか、眠気が倍増。運転していても起きていられないほど眠い。こりゃあスキーの帰りよりもきつかったですわ。コンビニで一服して何とか眠気を飛ばしましたが、久々にかなりやばかったです…。気をつけないといけないですね。

明らかに疲れているので、夕食後の運転はかーやんに代わってもらいました。初めての夜間の高速運転で、かーやんはかなり怖かったみたいです(今は特に節電の影響で照明があまり点いていないので道路が暗く感じますからね)。まあでもよく頑張りました。次の旅行も期待してますよ!

23時に無事帰宅。私にとっては”復習”のような旅行でしたが、ゆーたんと全力で遊んでやったからでしょうか、ゆーたんに「旅行で何が楽しかった?」と聞いたら「ぜんぶー」って言ってくれましたので、それだけでも旅行に行った甲斐があったというものです。今回の旅行はかなり散財してしまいましたので、また明日から倹約に努めなければ…。次のお出かけは紅葉狩りまで我慢です。

栃木・群馬旅行<#3>
9月7日(水)

前の晩に早く就寝したため、5時半起床。一人で朝風呂に。朝食も豪華です!食べ過ぎました…(+o+)。


チェックアウトの時に女将に聞いたところでは、先日の豪雨の影響で、行こうと思っていた小田代ヶ原は水浸し、西ノ湖は湖水が溢れてしまって湖畔まで行くこともできないだろうと…。

仕方なく、湯ノ湖を散策。まあ仕方なくとは言っても、これが大変素晴らしい景色でした。湖と山と真っ青な空のコントラストが最高です。
 

でも、西ノ湖を諦めきれなくて、CNG(天然ガス)バスの発着所である赤沼車庫まで行って情報収集したところ、行けないこともないということが分かり、急遽バスに乗り込み、西ノ湖を目指すことになりました。西ノ湖はマイカー規制がかかっていて、西ノ湖入口のバス停からさらに徒歩で30分程度という日光の秘境です。記憶にある限りでは、子供のころに家族で行って以来かもしれません。たしかに湖畔までは辿り着けましたが、溢水がひどくて、立ち入ることができる湖畔といっても、畳3枚分位でした…。


その後、本当は小田代ヶ原も散策したかったのですが、ゆーたんはタイミング悪いことにお腹すいたと言うので、戦場ヶ原に戻って昼食。この蕎麦が激マズ(+o+)。「ゆーたんっ、だから朝食はたくさん食べておきなさいって言ったでしょ!!!」

昼食後、光徳牧場でひとしきり牛を見てから、あまりにも天気がいいので、丸沼高原でゴンドラに乗ることになりました。ここはかつてスキーでは何度も訪れたことがありますが、夏に山頂まで来るのは初めて。「天空の足湯」なるものがありました。日光白根山の登山者が足の疲れを癒すために利用するようです。標高2000mで入る足湯は格別です。


辺りはすでに暗くなり始めているというのに、まだ群馬県の入口。それにも関わらず、さらに吹割の滝もどんな感じになっているのか気になって見に行ってみました。これは吹割というより、激流でしたね。人っ子一人いなくて、しかも落ちたら確実に助からなさそうな激流でした。


そのまま沼田市街を通り過ぎて、19時になってようやく四万温泉に到着。さすがにグッタリです。候補をすべて見てしまったという感じでしたから…。

今日はリーズナブルな宿なので、料理、施設、温泉ともに平凡でしたが、疲れを癒すには十分でした。


ちなみに配膳を担当してくれた仲居さんの話では、「私、群馬に来て35年になりますけど、これほどひどい雨は初めてです。こちらは短時間にザッと降る雨はよくあるけれど、これほど長時間にわたって降ったことはなかったですねえ。」とのことでした。宿も玄関が水浸しになったそうで、まだ使えないままになっている部屋もありました。


<3日目に続く>

栃木・群馬旅行<#2>
9月6日(火)

9時前に出発。この時点でまだ今日の行き先が決まっていませんでしたが、都心を目指す間に、何となくの勢いで日光方面を目指すことに。首都高を運転している辺りから、何故か今回に限っては運転するのがうんざりという気分…この先を考えると、とても長距離運転は無理っていう感じになってしまっていたので、かーやんに高速運転に慣れてもらうのも兼ねて、栃木県に入ると同時に運転を交代。後部座席に座るのはなかなか快適です。ゆーたんも私が後部座席に座っているのが新鮮みたいで、妙に興奮していました。

例によって弁当持参で、日光宇都宮道路のPAのテーブルを拝借して昼食。


どこからか聞こえてきた情報で、先日の台風による豪雨の影響で、いつもよりも豪快な華厳の滝を見ることができるというので、ベタですが、まず最初に華厳の滝に行きました。最初普通の観瀑台で見たところ、たしかに今まで見たことがないほどの水量でした。

これは一人数百円払っても特別観瀑台で見なくてはと思い、我が家にしては珍しく財布の紐を緩めました。通常毎秒2トンのところ、毎秒70トンの水量。35倍ですかっ!!もう豪快の域を通りすぎていました。観瀑台は雨が降っているのと同じで傘が必要なくらい、カメラ類も壊れそう。しかもそこに日が射しこんでいるので、水しぶきに反射してしまって滝の姿をほとんど拝めないという状態でした。どの人もろくに滝を見ることもなく引き揚げていきました。観瀑台へ行くエレベーターの切符売り場に貼り紙でもしてくれればいいのに。まあそれじゃあ、切符を買ってくれる人が激減してしまうんでしょうけど、良心的じゃないよなあ(-_-メ)。
※これでも風向きで滝の姿が少し見えた瞬間に撮影したものです

その後、戦場ヶ原を少し散歩してから、駆け足で竜頭の滝、湯滝等を見て回りましたが、ここもいつもとは全然違った滝の姿をしていました。湯滝などは観瀑台が滝つぼから近い分、すごい轟音でした。

■竜頭の滝

■湯滝


今回は夕方の時点になってもまだ宿が決まっていませんでしたので、とりあえず、現在地の奥日光で宿探しをすることにしました。そう言えば、子供の頃の家族旅行は、たいてい宿を予約せずに出発して、夕方以降になって、時には夜になってから飛び込みで投宿していたものでした。夕飯の問題とかあるのに、よく毎回あんなことをやっていたもんだなあと思いますね(^_^;)。

ところが、今回に限っては、予約せずに飛び込みで宿を決めたのが功を奏しました。実は小学校か中学校の林間学校か何かで、子供の集団が日光湯元温泉の比較的大規模な旅館・ホテルに分かれて泊まっていたんですね。何も知らずにネットで申し込んでいたら、あやうく騒々しい集団の中で泊まることになるところでした…。ゆーたんも生意気にも「またうるさいしょーがくせいだよー」とか言っていました(^_^;)。

さすがに平日だけあって、どこの宿も空いています。スマートフォンで料金とサービス等を比較しながら、観光バスが停まっていない宿を探し回って、今回は久々に少々奮発することにしました。

日光湯元温泉の老舗旅館である「湯元板屋」に投宿。平日にしては料金高めでしたが、全体的にこじんまりとしていて静かでしたし、料理もとても美味しかったです(何品か写真を撮り忘れましたが、質だけでなく量もすごかったです)。


温泉自体は地味な感じでごくごく平凡でしたが、エメラルドグリーンの色をした強い硫黄泉っていかにも身体に効きそうでいいですよね。誰もいなかったので、こっそりと露天風呂の写真を撮ってきました。


<2日目に続く>

栃木・群馬旅行<#1>
9月8日(木)

今週はかーやんが夏季休暇のため、急遽6日から今日までの2泊3日で栃木・群馬へ旅行に行ってきました。2泊以上のお出かけは休職してから初めてです。かーやんも私も日々の生活で、もう限界っていう状態でしたので、この辺で少しガス抜きの必要がありましたし、最近ゆーたんとガッツリ遊んでやっていなかったせいか、彼なりに欲求不満の様子も伺えましたので、家族そろって日々の溜まった澱を洗い流してこようというわけです。

先週からの台風の影響もあって、出発日を決めかねていましたが、とりあえず7日泊の分だけ予約をしておいて、6日朝にはほぼ雨の影響もなくなったので、6日泊の分を予約もせずに見切り発車で出発しました。

当初は群馬県内を2泊3日でゆっくり観光しようと思っていたのに、何故か栃木県経由群馬県というルートに変更することになり、例によって例のごとく、強行軍となってしまいました。気持ちだけは昔のままでいても、こういう強行軍はもはや身体がついてこないんですね。出発して間もなく、この計画では私一人で運転するのは無理と悟り、かーやんにも運転でも活躍してもらうことになりました。往路は東北道の佐野SAから日光宇都宮道路のPAまでと、復路の関越道の上里SAから三芳PAまでの間、かーやんに運転してもらい、無事に先ほど帰宅しました。

3日間天気には大変恵まれて、秋のような爽やかな陽気の中、自然と戯れてきました。一方で、各地で台風による降雨がいかにすごかったのかを目の当たりにしました。3日間の詳細は後日アップします(我が家にとっては久々の大きなイベントですので若干?かなり?くどくなるかもしれませんが、良かったらご覧いただければと思います)。

■今回のルート(総走行キロ数:650km)
初日:自宅→日光→奥日光(宿泊)
2日目:宿→日光→丸沼高原→四万温泉(宿泊)
3日目:宿→草津白根山→草津温泉→自宅

キューピット??
9月5日(月)
十数年もオーケストラに所属していろいろな曲をやってくると、特に印象深い曲というのもあります。その曲を聴いているとその頃のことがフラッシュバックするものです。

今日、車の中でウィーンフィル/バーンスタイン指揮のブラームスの交響曲第2番を久々に聴きました。この演奏は、初めて聴いたブラ2の演奏であり、ブラームスが好きになったきっかけでもある演奏ですので、とても馴染み深いものです。これを聴いていると大学2年の時に練習していた頃のことを思い出します。

ブラ2は私が初めて交響曲にのせてもらった曲で、初めてかーやんとパートを組んだ曲です(今数えてみたら、ブラ2を皮切りに計9回パートを組んでいます(音量補充等のためのアシスタントは除く))。この時に一緒にパートを組んでなかったら、今こうして共に家庭を築いているということはなかったかなと思います。

それにしても、この時のかーやんは怖かったですね(今の雰囲気からすると想像できないかもしれませんが…)。音程が悪かったり、溶け合わない音を出したりするとキッと睨まれましたからね(^_^;)。彼女の同期のオーボエの先輩なんて、右後方に目がついているんじゃないかと思うほど過敏に彼女の睨みに反応していましたよ(注:クラリネットの首席奏者はオーボエの首席奏者の右後方)。

まあ、この時にビシビシ鍛えてもらっていなかったら、オケの本当の楽しさを知ることができなかったでしょうから、感謝していますね。一応、言っておきますが、これがきっかけでかーやんと親密になったからと言っても、別に私はマゾっ気があるわけじゃないですからね。

ペンケース
9月1日(木)
私は勉強時間の大半を外で過ごしているため、勉強用の筆記具をたくさん持ち歩いています。蛍光ペン5本セット、六法アンダーライン用の蛍光ペン2本、水性ボールペン5本(細:3本、極細:2本)、シャープペン…等々。

行政書士の勉強を始めるときにペンケースなんていう代物は手元になく、以前父が100円ショップで買ってきた一応革製のファスナー付きのものをペンケースとして代用して使ってきました。これは、両親と一緒に旅行をする時に、精算を容易にするための共通財布として使っていたものです。

1年以上も日々持ち歩いているとさすがにボロボロ、それにたくさん筆記具を入れているので、とにかく出し入れがしづらい、だからといってテーブルに全部広げていると邪魔で仕方がない、というわけで、以前から何かいい方法がないかなあと思っていました。

ある日、図書館で勉強していると、向かいに座った人がおもむろにペンケースを出すと、ファスナーを開けて、ケースを剥くようにして外側に折り曲げて立てました。なんと、ペンケース兼ペン立てなのです。ネットで調べてみると、コクヨのペンケースでした。買おうか買うまいか1か月以上も迷っていましたが(千円もしないのに躊躇しているのってどうよって感じですが…)、ちょうど文房具で他に要り用のものがあったので、一緒に購入することによって送料無料にしてネットで手に入れました。
 

余談ですが、その向かいにいた人は行政書士試験の勉強をしていたようです。有名な行政法の基本書と○ーキャンなどのような独学用教材がチラッと見えました。その人はずっとマンガを読んでいましたけど、他人事ながら大丈夫でしょうか?その時点で既に本試験まで3カ月を切っていたんですけど…。