2011年6月の日記

天然のうち水
6月30日(木)
我が家の辺りは15時半過ぎから1時間くらい、雷雨に見舞われました。16時のアメダスはこんな感じです。相模湖方面から下ってきた雷雲と丹沢方面から東に流れてきた雷雲が東京・神奈川県境あたりで合流しましたので、かなり激しい天気になりました。私は「ウェザー・ニュース」のモバイルサイトのサービスで雨雲アラーム等を利用していて、事前にお知らせメールが来ますので、外でずぶ濡れになることは、大抵の場合回避できます。本降りになる前に無事ファミレスに入店。なかなか便利な機能です。


ファミレスに入る前と出た後とで比べると、車についている室外温度計は32℃から26℃に急降下していました。その後、また強い日差しが降り注いで、天然のうち水効果は帳消しになってしまいましたが、一時的にせよ快適な気温になりました。

往年の名演
6月25日(土)
私はクラシック音楽のCD選びに際しては、録音がいいこと(ジャケットにDDDの表示があるもの)、を絶対条件の一つとして挙げています。いくら名演だと言われても、録音がよくないと、音がクリアじゃなかったり、輝きに欠けていたり、音に深みを感じることができなかったりするからです。だから、ベートーヴェンの交響曲といえば、フルトヴェングラー指揮/バイロイト祝祭管が名演と言われていますが、私には何がいいんだかさっぱり分かりません。

基本的にはそうなんです。ただ、今日数年ぶりくらいに車の中でブルーノ・ワルター指揮/コロンビア響のベートーヴェンの「田園」を聴きました。いやあ、やはりこの演奏は秀逸です!ステレオ録音特有の荒削りな音色はどうにもなりませんが、最近聴いてきた他の演奏とは比べものになりません。木管楽器のソロの音色の輝き、弦楽器の音色のつや、コントラバス・チェロがしっかり支えている重厚な響き、等々、どれをとってもピカ一です。まあ、私にとっては「田園」を初めて聴いた演奏であり、繰り返し聴いた演奏でもあるから、そう思うのかもしれませんが、それを差し引いたとしても、この演奏を超える名演は今後も出てこないかもしれないなと思います。最近はめっきり聴かなくなった曲の一つでしたが、良さを再認識させられました!もしかしたら、少し年齢を重ねたせいもあるのかもしれません。

世界遺産登録
6月25日(土)
ついに小笠原の世界遺産への登録が決定されました。日本では自然遺産に登録されるのは、白神山地、屋久島、知床に続き4件目です。

昨年の7月2日の日記で世界遺産の話について触れていますが、これからは父島・母島においても、一般観光客の立ち入りがかなり制限されることになると思います。これで、かつて取り沙汰されたこともあった父島の空港建設やテクノ・スーパーライナー(超高速船)の導入等は環境保護の観点から考えると、もはやありえないでしょうね。

今年の夏は例年以上に小笠原は活気づくでしょうね。何はともあれ、めでたいことです。一つ気に入らないのは、現都知事の在職中に登録が決まってしまったことですかねえ。これが彼の功績事項になるのは癪に障りますね。

筆記具
6月21日(火)
勉強関連の文房具の購入は、極力100均で済ませていますが、どうしても筆記具(水性ボールペン)だけはこだわりがあって、何でもよいというわけにはいきません(以前、文房具屋で水性ボールペンを買うのに1時間近くも迷ったことがあるくらいのこだわりようです(^_^;))。ペン先の滑らかさ、書き味、インクの出る(にじみ)具合、手の疲れ具合など、なかなか微妙なんですね。私の場合、しっくりこないと勉強に少なからぬ悪影響が出ます。

これが高価なものだったらよい、というわけでもないんですね。私は三菱鉛筆の水性ボールペンで「ユニ・ボールアイ」というシリーズのものと相性が良いようで、黒・赤・青と常備しています。

リアルショップで購入すると、通常は150円/本ですが、先日ネットショッピングで箱買い(10本入り)してみました(お前は業者か?って感じですけど…)。私が購入したお店は、1本当たりの値段が定価の3割引き相当でした(但し、通常は送料無料にするにはある程度の金額分は買う必要あり)。10本も買ってどうするんだと思うかもしれませんが、司法書士試験の書式問題の勉強は”ひたすら書く”ので、1本使いきるのに大して時間は要しません。ちなみに、本試験の書式問題では、ボールペン等の消せない筆記具を使用しなければなりませんので、相性の良いペンを見つけておく必要があるそうです。

まあ、いくらネットショッピングが安くても、価格の上では100均には到底敵いません。100均は安かろう悪かろうという商品が多いですが、私が愛用しているダイソーのラインマーカーなどは、特に色が変なわけでもなく、インクがすぐになくなるわけでもないのに、5本(5色)入りで100円ですから、”100均 VS ネットショッピング”は購入するもの次第っていうところなんでしょうね。

お誕生会
6月17日(金)
今日は甥っ子の2歳の誕生日。お誕生会をやることは知っていましたが、我が家はお邪魔しないことになっていました。ところが連絡の行き違いがあって、18時になってから何と我が家もご招待されていることを知り、しかも義弟が腕をふるって料理を作っているというではありませんか。ゆーたんを保育園から引き取って、急遽駆けつけることになりました。

で、そのお料理ですが、とても美味しかったです!高級フレンチレストランで出てくるような料理でした。うーん、私は最近庶民派の料理ばかり作っていますので、こんな繊細な料理は作れるかなあ。それにしても、私の親族の男性はちゃんと料理を作ることができる人ばかり、私もそこそこ作れる方だと思いますが、こんな中にいると霞んでしまいます。

ゆーたんが「おしっこ漏れそう」とか言っていて、到着早々大慌てでトイレに行かせて、そのまま食事に入ってしまいましたので、写真を撮るのを忘れました…。

・手作りバケット
・カプレーゼ
・海老のビスク(←これが特に絶品でした。レシピを送ってもらうようお願いしているので私も挑戦してみよっ!)
・牛スネ肉の赤ワイン煮込み
・ピーチヨーグルトムースケーキ(←これは妹が作ったそうです。ちゃんと書かないと怒られそうなので…)

甥っ子はゆーたんのことが大好きなようで、ゆーたんが来たらとてもうれしそう!笑顔満面でした(^.^)。今ちょうど手のかかる盛り(terrible 2)なので、ゆーたんが子守りをしていると周りも助かっています!

もう2歳という気もしますし、生まれたのはだいぶ前という気もします。おそらく、私の休職期間とちょうど重なっているせいなんでしょうね。

カルボナーラ?
6月13日(月)
変わり種レシピの紹介です。TVでやっていたのをヒントにして、自己流にアレンジして作ってみたカルボナーラです。材料からすると一見ジャンクそうですが、意外にも本格的な味です。もし機会があったら試してみてください。


■材料(1〜1.5人分)
 ・牛乳 400〜500cc
 ・小麦粉 大さじ1程度
 ・玉ねぎ 1/2個
 ・ウィンナー 3本(ベーコンの方がいいと思います)
 ・バター 10g程度
 ・サッポロ一番塩ラーメン

1.鍋でバターを溶かして、玉ねぎとウィンナーを弱火でゆっくりと炒めて、玉ねぎがしんなりしたら、小麦粉を入れて、粉っぽさがなくなるまで炒める
2.牛乳を少しずつ入れてダマにならないようにする
3.牛乳が沸騰したら、サッポロ一番塩ラーメンを投入して、時間通りにゆで、火を止める直前に付属の粉末スープを2/3〜3/4程度入れる(全部入れると後で喉が渇いて大変です!)


ブル8
6月11日(土)
今日勉強しながら、以前録画したシャイー指揮/ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のブル8を聴い
ていました(オーケストラの中では多くの略称が使われていて、ブルックナーの交響曲第8番のことを
「ブル8」と呼んでいます)。そんなに期待していなかったんですが、これがかなりいい演奏でした!特に
緩徐楽章である第3楽章と第4楽章の冒頭部はゾクゾクしました。改めてブル8の良さを実感しました
ね!巨匠と言われるマエストロ達は、この完成度の高い交響曲を満を持して収録したりしているくらい
の名曲中の名曲です。もしこのDVDを観たい方がいらっしゃったら、お貸ししますので、お申し出くださ
い。一般的には演奏時間の長さにうんざりして、なかなかブルックナーの交響曲には食指がのびないと
いう方も多いと思いますが、噛めば噛むほど味が出るっていうやつで、長く楽しめる名曲です。

さて、ブルックナーは9つの交響曲(第9番は未完で第3楽章まで)を作曲していますが、特に第7番〜
第9番については曲自体が長大で、オーケストラの規模が非常に大きいです。アマチュアオケではめっ
たに演奏されないのは、もちろんオケの規模が大きくて、たくさんの賛助出演を求めなければならない
という事情もありますが、最大の理由はこれらの曲にはワグナー・チューバという楽器が使われるため
です。この楽器は、おそらくプロでも個人所有している人はほとんどいないと思われますので、アマチュ
アオケではレンタルすらも難しいという事情があります。仮にレンタルすることができたとしても、音程を
とるのが難しい楽器と言われています(ブルックナーの交響曲の中では、5番ホルン奏者から8番ホル
ン奏者の4人が持ち換えて演奏します)。4人できれいなコラール(簡単に言うと讃美歌風の和音進行
していくフレーズです)を奏でたり、かなり目立つ場面で使われますので、音程の悪さはすぐに露呈して
しまうという事情があるんです。

私が所属していたOBオケでは、私がまだ現役オケにいた頃に「ブル9」を演奏していました。かなり上
のOBで、プロのオーケストラのステージ・マネージャー(コンサートの裏方の責任者)を務めている方が
いらっしゃって、その方のお計らいでお借りすることができたそうです。大学3年生の時の最も上手くな
りたいという気持ちが強かった頃に、先輩方が演奏しているのをとても羨ましく思ったものです。ちなみ
にその時の演奏は、ワグナー・チューバの音程はいまいちでしたが、なかなかの好演で、これがきっか
けでブル9をよく聴くようになりました。

ぺこりん
6月6日(月)
今年度から、ゆーたんのためにベネッセの教材を定期購読しています。今月号の中に付録でおじぎ草を育てるキットが入っていて、先月末に種を植えました。ところがこの時期にしては寒い日が続いていたので、もうダメかなと思っていたところ、週末に暖かさが戻ってきたせいか、昨日に1つ、今日2つ発芽しました。「んー、ちゃんとお世話したからなあ」と得意気のゆーたん。ちなみに。おじぎ草の名前は「ぺこりん」です。なかなかかわいらしいネーミングです。


多摩動物公園
6月4日(土)
梅雨の晴れ間に家族3人で「多摩動物公園」に行ってきました。


金曜日の帰りにゆーたんが「明日、保育園に行きたい」と言いだしました。たしかにゆーたんの保育プランは土曜日に保育園に預けても追加料金は取られませんが、週6で保育園に行かせるのもさすがに少し切ないですよね。それで、「明日、かーやんと3人でどこかにお出かけしようと思うんだけど…」と言っても、「えー、保育園行きたいんだけどなあ」と…。まあ保育園に行くのが楽しいのはいいことですが、週末まで保育園に行かせるのが当たり前になってしまってはマズいと思い、早速ゆーたんの希望をリサーチしたところ、「八景島シーパラダイス」か「多摩動物公園」ということでしたので、せっかくの梅雨の晴れ間ということもあり、屋外の多摩動物公園に行くことにした次第です。

午前中はゆーたんはヤマハがありますので遅いスタートになってしまいますが、ここは丸一日いるとヘトヘトになるので、半日くらいがちょうどよいと思います!いつも通り、お弁当とお茶を持って行きました(我が家は節約生活をしていますので、現地では入園料以外はビタ一文払いません)。

ちょうど過ごしやすい気候の割には、人出がそれほどでもなかったせいか、駐車場に車を駐めるのも苦慮することなく、また動物たちもアクティブになっていたようで、いつもよりも純粋に動物園を楽しむことができました。

少し汗ばむような陽気でしたが、運動不足解消にはうってつけ、爽快な散歩となりました。日記によるとここを家族3人で訪れるのは約1年7か月ぶりなんですが、ずいぶんと動物の種類が変わったみたいで、初めてみるゾーンも結構あったような気がします。入園料600円(小学生以下無料)の割にはかなり頑張っていますよね。この動物園は夏はとても暑く感じるところなので、涼しくなる秋以降にまた来ようと思います。何と言っても字が読めるようになったゆーたんは以前にも増して楽しんでいる様子が見られましたので、これはいいですね!次回は画用紙持参でお絵描きでもさせようかと思います。