2013年2月の日記


こわ〜い地雷A
■2月2日(土)

◆ゆーたん通信
小学生になってから、友達に自分で電話をかける機会を増えてきたので、電話のかけ方を教えているつもりですが、相変わらず、第一声は「○○○○(ゆーたんの名前)だけど…」と…。お前は社長か!っつーの!(^_^;)

そういう時はすかさず「しゃちょーさん」って言ってやります。また怒ってますよ。

前の続きです。イヤな連鎖を断ち切るためだけに書いている詰まらないネタですみませんm(__)m。勉強の気分転換に少しずつ加筆していたら、例によって長くなってしまいました…。書きたいから書いているだけですから、どうぞスルーして下さい。


不動産登記法の書式問題では、受験生が最も恐れる「枠外し」というのがあります。

登記申請には、申請するにあたって何を最初に申請しなければならないか等の申請順のルールがあります(例えば、先日母の代理でやった登記申請で、抵当権を抹消するにあたって、所有権の名義が祖父のままだったので、先に相続登記をしなければならない、というのは典型例の一つです)。もちろん一定レベル以上の受験生はそういうルールは当然分かっています。

ところが、膨大な情報を把握しながら読んでいると、最初にやらなければならない登記申請に気づけないとか、2つの申請を一括申請できるのに気づけないというようなことが起こりえます(上の例ほど分かりやすく情報が提示されているわけではない場合がほとんどです)。

答案用紙はこんな感じのものが多いです(今回ミスした答練の用紙ではありません)。


「1件目」、「2件目」、「3件目」、「4件目」というように枠が作られていますが、申請件数は全部で4件と決まっているわけではありません。3件かもしれませんし、5件かもしれません。そして、もし上記のような間違いをおかすとどうなるか…

(一括申請に気づけなかった場合)
【私の答案】
1件目:「A」、2件目:「B」、3件目:「C」、4件目:「D」
【模範解答】
1件目:「A」、2件目:「BC」、3件目:「D」、4件目:「申請不要」

どういうことか分かりますか?いくらしっかり書けたとしても、2件目以降は点がつかないということになるんです。これを万が一、本試験でやってしまうと、仮に択一で華々しい成績を取っていても、書式の足切りで不合格となります。毎年一定数の合格見込者がこれで涙を飲んでいます。少し種類が違いますが、こういうワナは商業登記法にも毎年仕掛けられています。

先日の答練で私がやってしまったミスは上記の「(一括申請に気付けなかった場合)」、まさにそのものです…。今回はワナが2か所仕掛けられていて、1つ目(1件目)は無事見抜けましたが、2つ目でひっかかってしまって…。

今回はたまたま、この3件分の申請とは別に2件分の申請の問題が出ていて、そちらでそれなりに取れましたので、全体としては、ほとんど点がつかないというような大事故にはなりませんでしたが、問題の構成によっては部分点も全くつかないという事態になりかねなかったミスです。

過去3回の答練は何とか「枠外し」だけは回避してきたんだけどなあ…。昨年の模試の時などは3つのワナに3つとも引っかかってしまったということがありました(^_^;)。それを考えると少しは成長しているのかもしれませんけどね…。まだ本試験までに答練・模試で書式問題を解く機会は少なくともあと15回ありますが、何回枠外しをすることやら…。

こういうことは受験年数を重ねるほど怖さが増してくるんじゃないかという気がしますね…(+o+)。

まあ私は受験生ですから「ワナ」とか言ってますが、こういうことを実務でやってしまうと、申請は却下されてしまうということになりますので、試験で厳しく問われるのは当然といえば当然なんです。

これでこのネタはおしまいです。

停電
■2月5日(火)

◆ゆーたん通信
今日は、ゆーたんが毎朝一緒に登校している同じマンションの友達3人が遊びに来ました。ゆーたんの帰宅時間に合わせてスタバから帰ってきたら、「今日は家で遊ぶから!」と…。まだ私は昼食もとっていませんでしたし、家の中はすごい散らかっています。。。いつもながら、我が家はホントに急の来客に対応できない家です…。

まあ4人ですごく楽しそうに遊んでいましたから、ものすごい勢いで片付けした甲斐がありました。同じマンションの子なのでママの許可をもらって17時半まで遊ばせました(^.^)!

午前0時を過ぎてからいきなり停電…。私はその時ちょうどファミレスで勉強中で、急に真っ暗。ファミレスのブレーカーが落ちたのかと思いましたが、一向に復旧する様子はありません。外を見ると信号機も点いていませんので、一帯が停電したことを知りました。

信号が点いていないのに、車がびゅんびゅん走っていましたけど、よくあれで事故にならなかったと思いますね。そんな状態ですから、車で帰ることもできませんし、辺りは漆黒の闇ですから、歩いて帰るのも危険です。復旧するまで動けません。店員さんがロウソクをテーブルに持ってきてくれました。

こりゃ参ったなあと思っているところに、かーやんから電話、自宅も停電中の模様。ゆーたんは一旦寝たら起きない奴ですから、きっと停電のことなんて気付いていないでしょう。

スマホで東電のサイトを見ると、町田市と横浜市青葉区・緑区の一部が停電中。かなりピンポイントです。特定の変電所に異状が出ているんでしょう。

結局30分くらい停電していました。それにしても今日が激寒の日じゃなくてよかったですよ。あの30分でもエアコンが切れてかなり店内の室温が下がっていましたからね(+o+)。

こわ〜い地雷@
■2月2日(土)


合格を夢見て日々精進している試験のことについて少し書きます。すみませんが、書かずにはいられなくなってしまいましたので、2回に分けて書かせて頂きます。法律のことについて書くわけではありません。ただ、内容的にあまり引っ張ってもしょうがないと思いますし、延々とこんなことをやっていられるようなご身分ではありませんので、簡潔かつ分かりやすく書くように努めますが、ご興味がない方はスルーしてくださいm(__)m。



司法書士試験は、満点が280点で、午前択一(35問・105点)、午後択一(35問・105点)、書式(不動産登記法35点、商業登記法35点)で構成されていて、それぞれに基準点(足切りライン)が設定されて、例年200点から220点くらいで合格ラインが引かれます。

さすがに合格率2%台の国家資格だけあって、合格できる点数に持っていくのは困難を極めます。至る所に”トラップ”や”地雷”が仕掛けられています。

択一は中途半端に分かっていると間違えるように上手く作られていて、非常に正確な知識が求められます。決して易しいとは言えない問題ばかりが並ぶ中で85%程度とらなくてはいけませんので、ここが最大の難所と言ってもいいです。午前・午後両方の択一の足切りを越えられるのは、例年全受験者の6〜7%程度と言われています。これは日々ひたすら耐え忍んで地道にやるしかありません。

そして、その高いバーを越えたあとには、恐ろしい書式問題のワナが待っています(本試験では、書式問題は択一の足切りをクリアした人のみ採点されます)。今回書こうと思っているのはこのワナの話です。今日の答練で悔しいミスをしました(と言っても、今の私の実力では悔しがる資格はないのかもしれません)ので、今日はこれについて書くことにしました。

例年、不動産登記法にも商業登記法にも、正確な知識と高い注意力と情報集約力がないと大減点させられることになる”地雷”が埋め込まれています。各登記法の書式問題は、それぞれ10〜15ページ程度と大変ボリュームがあります。民法や会社法等の知識を駆使して、膨大な内容を短時間で把握して、情報を整理して、どういう登記申請をしなければならないかを判断させられる事例問題形式です。内容把握・情報整理・為すべき登記の決定にかけられる時間は各登記法でそれぞれ20〜30分程度、答案を書くのにかけられる時間は各登記法でそれぞれ20〜30分程度。しかも択一35問と抱き合わせで3時間の中でやりくりしなければなりません。合格者でも50点以上/70点取れる人はごくわずかと言われていますので、いかにミスを最小限で切り抜けられるかが勝負の分かれ目となります。

今日はクタクタなので、この続きは次回にします(-_-)zzz。

<つづく>

読書力
■2月1日(金)


今日は親バカ記事ですm(__)m。

ゆーたんの「読書力」、目覚ましい進歩をしています。小学生になっていろいろできるようになってきましたが、その中でも、個人的には最も高く評価しているのが「読書力」です。

夏休みに「野口英世」の伝記を休み休みしながら何とか読了できたという話は以前この日記でも書いたことがありますが、今では200ページ弱ある伝記をその気になれば3〜4日くらいで読了します。漢字もいつの間にか、かなり読めるようになっているのにしばしば驚かされます(普通に「〜対して」とか読んでます(^.^))。

もちろん年相応の本もいろいろ読んでいますが、ゆーたんが読んでいるポプラ社の伝記は10歳くらいの子を対象にしています(20〜30年前の版の本なので対象年齢は今だったらどうなのか定かではありませんが…)ので、読むのはかなり大変なはずです。おそらく、ゆーたんはいわゆる活字アレルギーのようなものは全くないんでしょうね。

今は活字離れがかなり進んでいますから、ぼやぼやすると高学年くらいの子でもこういう本は読まない時代になってしまっているのかもしれませんね。そう思うと、それだけが原因だとは言いませんが、やはりゲームにハマらせてはいけないと改めて思いますね。

とても良い習慣が身につきましたので、是非とも続けてほしいと思います。そうすれば、私のように受験の国語で苦労することはないでしょう!国語力はすべての勉強の源ですから、本だけは読んでおいて損はないですよね!

「野口英世」、「ベートーヴェン」、「ライト兄弟」、「エジソン」、「シュバイツァー」と5冊目に入りました。次は「ファーブル」がいいと言ってます。