高野和明「グレイヴディッガー」

◆読了日:2015/08/28
◆個人的評価:
◆??? 470ページ(講談社・2005/06/15)


<あらすじ>

改心した悪党・八神は、骨髄ドナーとなって他人の命を救おうとしていた。だが移植を目前にして連続猟奇殺人事件が発生、巻き込まれた八神は白血病患者を救うべく、命がけの逃走を開始した。首都全域で繰り広げられる決死の追跡劇。謎の殺戮者、墓掘人の正体は?圧倒的なスピードで展開する傑作スリラー巨編。



<たーやんの独断的評価>

高野和明さんの作品は、「13階段」、「ジェノサイド」に続き3作目。上記2作が傑作でしたから、どうしても比較の評価になってしまいますが…。

ものすごくスピーディーなストーリー展開でした。「活字版カーチェイス」と言ったところでしょうか。そういう話にもかかわらず、私は10ページ読んでは事切れるというのを何日も繰り返してしまいましたので、本作品の本当の良さが分かっていないのかもしれません。ただ、中身はあまりないと思いました。いわゆる読み捨て本です。

若干長いですが、3日で読了すべき本だと思いました。