パン職人を目指して日々精進する綾香に対して、芭子はアルバイト募集にもなかなか採用されない。そんなある日、ビッグニュースが!商店会の福引きで一等「大阪旅行」を当てたのだ。USJ、道頓堀、生の大阪弁、たこ焼き等々、初めての土地で解放感に浸っていた彼女たちの前に、なんと綾香の過去を知る男が現れた・・・。健気な女二人のサスペンスフルな日常を描く人気シリーズ第二弾。
◆読了日:2014/08/10
◆個人的評価:
◆「yom yom」連載 239ページ(新潮社・2010/04/20)
<あらすじ> パン職人を目指して日々精進する綾香に対して、芭子はアルバイト募集にもなかなか採用されない。そんなある日、ビッグニュースが!商店会の福引きで一等「大阪旅行」を当てたのだ。USJ、道頓堀、生の大阪弁、たこ焼き等々、初めての土地で解放感に浸っていた彼女たちの前に、なんと綾香の過去を知る男が現れた・・・。健気な女二人のサスペンスフルな日常を描く人気シリーズ第二弾。
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前科持ち女性コンビを主人公とするシリーズ第2弾。前作「いつか陽のあたる場所で」を読んだのが6年以上前ですので、全く内容を覚えていませんが、そういう過去を背負った2人を主人公とするお話は何となく覚えています。 「梅雨の晴れ間に」、「毛糸玉を買って」、「かぜのひと」、「コスモスのゆくえ」と中編4編が収録されています。それぞれ独立したストーリーですが、話はつながっています。どれもハートウォーミングなお話ですので、ほっこりした気持ちにさせてくれると思います。種類が全く違いますが、過去を知っている人に会うのではないかとビクビクしている気持ちは私にも少しだけ分かりますね。 |